「天ぷら油で車が走る!エネルギーの地産地消」

宮城県環境教育リーダー 千田 信良


 みなさんこんにちは,宮城県環境教育リーダーの千田信良です。私は現在,大崎市古川で有限会社千田清掃という今年で創業64年を迎える廃棄物処理業を営む3代目社長として頑張ってお ります。最近では、エネルギー事業としてメガソーラーやバイオディーゼル燃料製造、東北大学とのバイオガス共同研究や菜の花プロジェクト活動を行っております。
 私が環境教育に取り組もうと思ったきっかけは、平成17年にバイオディーゼル燃料事業をスタートし、多くの市民の皆様に関心を持っていただき、自社工場見学の申し込みが後を絶たないくらいあったことです。その中で,職場体験実習に何日か来てくれた地元の高校生達と触れ合うたびに、自分の会社も地域に役立っているなと実感が湧き、いつか自分も学校に出向いて環境教育をやってみたいと思うようになりました。
 決して人前で話すのが得意ではなかったのですが、子どもたちの光輝く目や、興味津々でメモを取る姿に自分ももっと勉強しなくてはいけないと思うように なりました。そのためにもバイオディーゼル燃料事業を日本の中で極めなければならないと心に決め、今では大崎市や大衡村の公用車や市民バス、NTTやネクスコなどの作業車や工事現場で使用されるようになり、地球温暖化防止に貢献することが出来るようになりました。また、社員の頑張りとともに経済産業省東北経産局より東北再生可能エネルギー利活用大賞や数々の賞を頂き日本環境協会エコマーク認定を頂けるまで高品質で環境にやさしいバイオディーゼル燃料を製造できるまでになりました。
 出前講座では、天ぷら油で走るゴーカートを小学校に持ち込み教室での勉強終了後には校庭で先生方に運転していただき子供たちに体験試乗をしてもらい大変好評をいただいております。教室の授業では再生可能エネルギーの勉強、特に生活に結び付くバイオマスエネルギーについて一緒に勉強しています。しかし、子供達は授業よりバイオゴーカートの方に興味津々!校庭での体験試乗が一番の環境教育になっております。
 これからも未来を担う子供たちのために自分に出来ることを実践し、少しでも循環型社会形成推進や地球温暖化防止に貢献して参りたいと思います。このような機会をくださった宮城県の皆様に感謝し、様々な経験を積み出前講座にも工夫していきたいと思います。

ご縁に感謝